2021/04/23

• イベント

「Vivliostyle ユーザーと開発者の集い 2021春」開催報告

• 小形 克宏 (理事、業務執行役員)

去る4月10日、通算4回目となる「Vivliostyle ユーザーと開発者の集い」 をオンラインで無事に開催することができました。当日のスライド資料や動画、SNSでの反応等を、下記のページで公開しています。

• イベント資料一覧 

発表ごとの動画は、下記からご覧いただけます（なお、動画はYouTubeのVivliostyle Foundationチャンネル にまとまっています。ぜひ登録をお願いします！）。

• ①開会の挨拶（小形克宏）2:41 
• 第1部 ひろがるCSS組版の世界
  • ②強力なグラフィック機能を備えた日本語組版処理システムの開発（和田優斗）25:44 
  • ③同人作家から見たVivliostyleへの期待（逢賀サク）8:41 
  • ④Introduction to the PrintCSS Playground and PrintCSS Cloud.（Andreas Zettl）32:31 
• 第2部 Vivliostyle の現在
  • ⑤Vivliostyle CLIの開発状況（緑豆はるさめ）14:29 
  • ⑥VFMの開発状況（アカベコ）14:14 
  • ⑦Create Bookを使った旅行エッセイ本の制作（小形克宏）20:46 
  • ⑧Vivliostyle Pubの開発状況（takanakahiko）15:16 
• 第3部 Vivliostyle の未来
  • ⑨Vivliostyle CoreにおけるCSS Paged Media の実装（村上真雄）26:56 
  • ⑩Vivliostyle Themesのハンズオン（やましー）25:07 
  • ⑪Vivliostyle CLIのアップデート案（高井歩）35:14 
  • ⑫開発ディスカッション 33:48 
• ⑬終会の挨拶（村上真雄）5:35 

いつも当イベントでは、コミュニティ外部の方々にも登壇していただいています。今回も第1部として和田優斗 さん、逢賀サク さん、そしてAndreas Zettl さんから貴重な報告を聞くことができました。和田さんには2020年度未踏事業として採択された 新組版システム「Twight」をご発表いただきました。逢賀さんには非エンジニアの立場から取っつきづらいVivliostyleの現状を鋭く批判していただきました。また、Andreas さんには世界の主要CSS組版エンジン全てをAPI化し、自在に切り替えてプレビューできるご自身のサービス、PrintCSS Playground  と PrintCSS Cloud  を紹介してもらいました。まさに当イベントでしか聞けない素晴らしい発表ばかりで、心から御礼申し上げます。

さて、次回のイベントは10月を予定しています。その時期には、いよいよ私達のWebアプリ、Vivliostyle Pub が姿を現しているはずです。当然イベントでも大きく扱われるはずです。どうかその時をお待ちください！