チュートリアル⑥基本的な要素のスタイル
SCSS を編集し、基本的な要素のスタイルを設定してみましょう。
このチュートリアルの目標
- セクションのスタイルを設定できる
- 見出しのスタイルを設定できる
- ソースコードのスタイルを設定できる
- 図のスタイルを設定できる
- 後注のスタイルを設定できる
基本的な要素のスタイル
原稿中によく出現する基本的な要素のスタイルを CSS で設定します。このチュートリアルでは CSS とともにスタイルの一例を紹介しますので、自分好みのスタイルに変更してみてください。
このチュートリアルで紹介するスタイルを記述した theme_common.scss は以下のボタンからダウンロードできます。
セクションのスタイル
body > section {
margin: 10px auto;
}
見出しのスタイル
body {
counter-reset: section subsection figure;
}
section > {
h1, h2, h3, h4, h5, h6 {
padding: 0;
font-weight: bold;
break-after: avoid;
}
h1 {
margin: 10pt auto 5pt;
font-size: 14pt;
line-height: 1.5;
counter-increment: section;
counter-reset: subsection;
&:before {
margin-right: 1rem;
content: counter(chapter) '.' counter(section) '章';
}
}
h2 {
margin: 8pt auto 4pt;
font-size: 12pt;
counter-increment: subsection;
&:before {
margin-right: 1rem;
content: counter(chapter) '.' counter(section) '.' counter(subsection) '章';
}
}
}
ソースコードのスタイル
ソースコードのシンタックスハイライトには Prism.js が使えます。Prism.js の CSS を読み込み、キャプションなどのスタイルを設定します。
@import 'https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/prism/1.28.0/themes/prism.min.css';
code {
background-color: #f6f6f6;
padding: 0 3pt;
}
figure[class^='language-'] {
margin: 0.5em 0;
figcaption {
background-color: #e6e6e6;
}
pre {
margin: 0pt;
}
}
図のスタイル
CSS カウンタで図にも番号を振っておくと便利です。
img {
max-width: 100%;
display: block;
margin: 0 auto;
}
figure {
figcaption {
text-align: center;
counter-increment: figure;
&:before {
margin-right: 1rem;
content: 'Figure' counter(figure) '.';
:root:lang(ja) & {
content: '図' counter(figure) '.';
}
}
}
}
後注のスタイル
後注の参照元には footnote-ref、参照先(↩)には footnote-back というクラスが付与されています。後注のリストは footnotes クラスが付与された section 要素の中にあります。
.footnote-ref sup {
background-color: #ff8989;
}
.footnote-back {
background-color: #ff8989;
}
.footnotes {
font-size: 8pt;
}
まとめ
このチュートリアルでは、基本的な要素のスタイルを定義しました。以上のスタイルを記述した theme_common.scss は以下のボタンからダウンロードできます。
次のチュートリアルでは、目次を作成します。